そういえば、シャラちゃんをお迎えすることになった経緯を、まだお話ししていませんでした。あっという間に月日は流れ、シャラちゃんがうちの子になってもうすぐ9ヶ月になろうとしています。そしてシャラちゃんは現在7歳です。
そうです。シャラちゃんは、最初はうちの子ではありませんでした。ある保護団体から譲渡していただきました。生まれてからずっと6年半以上も狭いゲージの中で、繁殖犬としてたくさんの子犬を生んできた子です。
私はクゥの後に犬をお迎えする気は全くなかったのですが、知り合いの方がまた新しく犬をお迎えすることを検討中だったので、その方にお供させていただいたのがきっかけです。
結局その方は、犬を飼うこと自体、諦めました。私が思うにその方は諦めたというより、そこまで犬をお迎えする気持ちが強くなかったようでした。ですが、その後、私がシャラちゃんに惚れこんでしまって、寝ても覚めても頭の中はシャラちゃんのことばかりになっていったのです。
まるで思春期の初恋のような、後先考えていない、純粋に「好き」っていう気持ちだけでした。頭の中がシャラちゃんでいっぱいになってしまって、どうにもならないので、お迎えする方向で考えてみたり、いやいやまたクゥとのお別れと同じことを経験する勇気はもうないからと思ってあきらめてみたり、本当にたくさんのことを考えました。
たくさん考えすぎて苦しくなって、もうこんな苦しい思いをするのは止めにしたいから、やっぱりあの子のことはもう諦めようといったん決心しました。そして娘に「私が無理にシャラちゃんの里親にならんでも、あの子やったらもっといい飼い主が現れて、うちの子になるよりも幸せになれると思うから、もう諦めようと思うねん。」と言ったところ、「でも、あの時おった金髪のカップルが、シャラちゃんのこと気に入ってたみたいでずっと抱っこしてたけど、あの人らが飼い主になってもいいん?」と聞かれ、私が里親になる決心がつきました。
もっとも、他人のことを「金髪のカップル」と言った娘の髪色も同じく金髪ではありましたが・・・(*^^*)
シャラちゃんをお迎えした経緯については次回に続きます。
下の画像をタップしていただくと、インスタにアップした動画に移動しますので、ご覧いただけるとうれしいです。6年半以上お散歩の経験がなく、前に進んで歩くことができなかった子が、嬉しそうに歩く様子を約20秒にまとめました。【下の画像タップしていただくと動画に移動します。】