桜のつぼみが開花の準備を始めたころ、私の一番の宝物の愛犬クゥが旅立ちました。クゥを失って一週間、毎日何度も悲しみに襲われて涙が止まりません。
ですが「クゥを亡くしてつらい。」と思うことは甘えてる、と思うのです。クゥの方がどれだけ苦しんで、どれだけ生きようともがいて息絶えたか。それを思い出すと、自分がつらいと思うなんて、自分本位で本当に甘えてますよね。（とはいえ、止めどなく涙は勝手に…）
私は、クゥが最期に体験した痛み苦しみの、1000分の1位の苦しみで、つらいなんて思うのはやめようと思います。今までクゥからたくさんの経験や学び、そして大きな幸せをもらって、感謝という言葉だけでは到底言い尽くせないのだから…。
このブログは、突然愛犬を亡くした私が、今まで味わったことのない喪失感・後悔・懺悔などでやり場のない気持ちと向き合いながら、クゥの生前の喜びや悲しみ痛みも全て自分のものとして正面から向き合います。そして、それらを手放すまでの歩みを記していきたいと思います。
そして次の段階として、カメラロールに撮り溜めた、元気なころの写真や動画のアップと共に、愛犬を天に送った今だから分かる、過去の自分が知っておきたかったことなども、書きたいと思います。もちろん、クゥと一緒に過ごした楽しかった日々も思い返しながら。
12年と5ヶ月で天に送った愛しのクゥの存在を、私はどうしても時間の経過とともに風化させたくないのです。いつか再会できるその日まで、私の心の中でずっと生き続けてもらいたいし、やっと再会できた時には「心の中のクゥと一緒にこんなこともできたし、あんなことにも挑戦できて、こんなうれしい結果が残せたんだよ。」ってクゥを抱きしめながら報告できるように、今はここでがんばっていこうと思います。
