愛犬の死をしっかり受け止めようと思って最近読んだ本【クゥの死を決して無駄にしないために】

クウの旅立ちの日から、1ヶ月が過ぎました。クゥとの絆が深かっただけに、私のペットロスの症状はかなり重症です。正直、親の死よりきついかもしれないと感じています。なぜなら、愛犬とは赤ちゃんの時から愛情かけて一緒に暮らし、純粋無垢なあの子は一生を私たちに捧げてくれたからです。

この1ヶ月間は、私の今までの人生で最も悲しく、最も密度の濃い日々となりました。意味のない雑務に振り回されることがなかったのは不幸中の幸いです。思う存分涙を流し、ほとんどの時間をクゥのことに費やすことができて本当に良かったと思います。

ただ、これは偶然ではなく、このタイミングでクゥが旅立ったという事にも、深い意味があったと思えてなりません。

今日は、タイトルにあります通り、愛犬の死を受け止め、私なりに死について理解を深めたいと思って読んだ本について要約のご紹介と、感想を一言だけ書きました。後日、ひょっとしたら1冊づつレビュー記事を書くかもしれません。その場合、今日の記事よりもう少し詳しく書きたいと思います。

魂はずっとそばにいる 旅立ったペットからのメッセージ【著者:前田 理子】

著者自身も、過去にペットロスを経験しておられ、動物と関わり合いが持ちたくて、ペットシッティングを始めましたが、その現場で「ペットたちの幸せは、飼い主の心の在り方による」と確信に至ります。その後、アニマルコミュニケーターとなり動物たちの通訳として活躍するようになりますが、そこで出会った多くのペットと飼い主の絆を、感動の実話として掲載されています。

【読んだ感想】ペットロス関連本の中で、私が初めて選んだ本です。アニマルコミュニケーションに関する興味深い内容がたくさん書かれていました。私もいつか著者にお願いしたと思いました。

ペットがあなたを選んだ理由【著者:塩田 妙玄】

フリーの仕事をしながら愛犬のハスキー犬と一緒に、12年ほどアウトドアを楽しむ生活を送った著者が、ペットロスの辛さと人間関係について書いた内容の本です。ペットロスから立ち直り、心理学を勉強し、僧侶となりますが、ペットとの別れ方や供養の仕方など、経験談に基づいて書かれた内容となっています。

【読んだ感想】自分が天寿を全うした時に必ず会えるという希望を持つことができました。亡くなった我が子は自分の中で今も生きていると思えました。

ペットは生まれ変わって再びあなたのもとにやってくる【著者:杉 真理子】

動物の守護霊とチャネリングできるヒーラーが書いた本です。過去性からの魂の絆とペットロスの後ろにある本当の理由がわかります。この著者は、ペットとは魂レベルの深い絆があるので、愛するペットに再会することはできるとおっしゃっています。この別れは永遠のものではないと断言しています。

【読んだ感想】本のタイトルに惹かれて購読しました。亡くした直後だったので、とにかく会いたくてたまらなくて、いつ私の元に帰ってくるのか知りたくて、一気に読みました。

ペットたちは死後も生きている【著者:ハロルド シャープ】

この本は、イギリスで長年愛読されてきた、ペットの死後の魂について有名なエピソードがたくさん書かれています。ペットたちにも死後の世界があり、全ての生き物の命は不滅であることを書いた、癒しの本となっています。

【読んだ感想】一人で逝ってしまった我が子は、私がお世話できなくなって、今どうしているんだろうかと、どれだけ自分で考えてもわからなかった答えを、この本の中で見つけることができました。

その子はあなたに出会うためにやってきた【著者:大河内 りこ】

アニマルコミュニケーターであるこの本の著者のもとには、ペットロスなど多くの相談が届くそうです。ペットと飼い主の幸せのために、魂の存在となったペットとつながったり、絆の作り方などについても書かれています。

【読んだ感想】アニマルコミュニケーターさんの目線で書かれていました。亡くす前にも読んでおきたかった、と思いました。

ありがとう。また逢えるよね。ペットロス 心の相談室【著者:横田 晴正】

この僧侶である著者は、本当の意味で動物が好きであることがわかりますが、信念の強さには驚かされます。ペット霊園を設立した僧侶が、ペットロスの渦中にいる人たちに向けて優しく語られており、深い言葉とお話がたくさん書かれています。ペットを失った人と、今ペットを飼っている人どちらの方にも読んでもらえる内容となっています。

【読んだ感想】6番目に購読した本ですが、一番たくさん泣きました。文章から、動物に対する深い愛情が止まることなく伝わってきました。胸に刻みたい文章が何ヶ所もあって、kindleなので一番たくさんハイライトしました。

虹の橋から届いた魂のメッセージ【著者:なおこ】

著者は、動物は言葉を話せないから、わからない、と思い込んでいましたが、愛犬がその思い込みを外してくれたと言っています。愛犬亡きあとも、ずっと話しかけていると、毎日夢の中で話しかけてくれるようになったそうです。それでもなかなかペットロスの状態から立ち直れなかったのですが、やがて悲しみが愛とやさしさに変わるまでのストーリーについて書かれています。

【読んだ感想】ペットロスの悲しみから立ち直りまでを段階的に詳しく解説しています。

Dr.高江洲のアニマルコミュニケーション【著者:高江洲 薫】

獣医師である著者は、長年にわたって動物たちとコミュニケーションして、本当の声を聞いた内容を感動のエピソードとして書かれています。動物と会話するための方法も盛り込まれています。獣医師としての著者のお人柄がよく表れています。アニマルコミュニケーターを育成する学校の運営もされているようです。

【読んだ感想】こんな素敵な獣医師がいらっしゃるのかと衝撃を受けました。こんな獣医師にうちの子も診てもらいたかったと思いました。その反面、同じ飼い主の元には生まれ変わらないという持論を唱えており、そうかもしれないと思う反面、私は今の段階ではそれは受け入れられず、ペットロスに関する読書がここで一旦終了になりました。

1ヶ月で8冊読み終えて

涙なしでは読み進めることができない本ばかりでした。クゥを失くしてからの1ヶ月間、どんなことでもいいからペットロスに関することが知りたくて、読んでは泣いて、の繰り返しの毎日を送りました。そして、最近は少し涙の量が減りつつあります。

来月上旬に四十九日法要があるので、その日に向けて心の準備をしていこうと思います。

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