愛犬の旅立ち後、初めて夢の中で抱っこできました

日常

先日、本を2冊購入した時の不思議なご縁について記事を書きました。そのうちの1冊を先日就寝前に少しだけ読んだのですが、そこには執着について書かれていました。

「そんな危険な生き物、手放して~!」

少し前から執着については手放さないといけないと思っていたので、その時に考えていたことを、タイトル名「執着を手放したい本当の理由」として書き記しました。今回読んだところは執着について詳しくかかれていたので、ここに私が知りたいと思っていることが書かれているかもしれないと思いながら読みました。

「ウトウトしながらの読書は最高だね。」

その部分だけを要約すると、ステージに合わなくなった「物・人・仕事・事柄」を手放す必要があるのに、しがみついてしまっていることで苦しみが生まれるということですが、その理由の一つとして「これ以上によい 物・人・仕事・事柄 が入ってくることはないだろう。」と自信をもって思っているからだそうです。

このことに気付いたら、そう考えている自分を認めて、ひとたび認めたなら後は自分が何を選択するか、だけになります。執着は数ある可能性を限定してしまうものなので、フォーカスを引いて可能性の場を広い視野で眺めれば、たくさんの良いものが視野に入ってくるので、その中から望む結果を選ぶとよいということが書かれていました。

「ドアップは恥ずかしいな。ちょっと引いてみてね。」

なるほど、それはそうだと思いました。物・仕事・事柄については、納得できます。人(生き物)についても納得できましたが、この世を去った人(生き物)についても同じように考えることに、躊躇してしまいました。

この話を、クゥに当てはめて考えた場合「これ以上に愛することができる犬は、他にいないだろう。」とか、「これ以上かわいい子と一緒に生活することはないだろう。」ということになると思うのですが、私の場合、クゥに以外の犬が自分の生活に入ってくることを今の段階では望んでおらず、その場合はどう考えたらいいのかな?と迷走してしまいました。

「かわいいって罪だね、えへっ」

そんなことを考えながら就寝したら、その晩クゥが久しぶりに夢に現れてくれました。その夢とは…。

商店街の入り口付近の建物内にクゥと二人でいました。私はリードにつないだクゥと歩いていました。お店屋さんなのか、何かの展示ギャラリーかは不明で、他に誰もお客さんはいませんでした。店員さんもいませんでした。お店を出ると歩道があって、信号待ちをしていたのですが、車も通るので危ないと思い、「クゥちゃん抱っこしよ」と言いながら、抱っこしました。夢の中のクゥは、またもや毛色が白に近いクリーム色でした。

「抱っこ大好き♪」

覚えていたのはこれだけで、短い夢でした。前半はクゥと一緒に経験していない場面で、後半は日常茶飯事の場面でした。散歩中に抱っこすることはよくあって、その時の感覚が夢の中でも現実そのものでした。

さっきの寝る前の読書内容の疑問点について、答えらしきメッセージが隠されているのかなあと、何度も思い返してみましたが、それは見つかりませんでした。でも、現実そのもののクゥの匂いや重さ、感触を体験できて、うれしかったです。

「いつもママは、ボクのどんな匂いも好きって言ってくれてたよね。」

クゥのいない世界が始まって、4ヶ月半経ちました。この世界に私も少し慣れてきたからなのかどうかわかりませんが、家の中にクゥの気配を感じることが少なくなりました。

「帰ってきた時も気づかれないように、なるべく気配を消しているんだよ。」

少し前までは、視界の端の方で影がチラつくといったようなクゥの気配を感じていましたが、そういうことが最近はなくなってしまいました。クゥの旅立ちから2ヶ月後に、実物大のトイプードルのぬいぐるみがやってきて、クゥの服を代わりに着てもらっているので、クゥの気配はそこに結集されているのかもしれませんね。

ここだけの話、いいおばちゃんが、このぬいぐるみと寝る時もいつも一緒!なんですよ(#^^#)

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました