東京都の小池都知事が、現在体調不良で入院されています。コロナ渦でのオリンピック開催をはじめ、様々な難しい問題に取り組んでいて、極度の過労から体調を崩されたと推測されますが、心無い一部のメディアや人々から、「雲隠れした」とか「東京都議選を見据えての入院」とか言われています。
ですが、体調を崩された一番の原因は、今月上旬に、愛犬「そうちゃん」との永遠のお別れがあったからだと思うのです。家族のいない彼女にとって、ヨークシャーテリアのそうちゃんは、自分の子供そのものだったと思います。悲しみは計り知れません。
人間の子供は、時が経つにつれ成人し、いつかは親元を離れて一人前になっていきますが、愛犬はいくつになっても自分の子供でいてくれます。自分が生きている間に、お別れの時が必ず来るとわかっていて覚悟ができていても、やがてその時が来てしまうと大きなショックに耐え切れません。自分の子供や家族がいない方だと、なおさらです。(家政婦さんはおられたようですが)
麻生さんは小池知事について、テレビで「自分が蒔いた種」とか、人間性を疑いたくなるような発言を普通にされていて、日本の政治のトップ層に、こういう方がいることを悲しく思いました。
一庶民ですが、エアーで私は小池さんの気持ちに寄り添いたいと思います。おかけする言葉は、今の私には見当たりませんが、3ヶ月ほど前に私にも同じことが起こりました。なので、小池さんの気持ちは少しでもわかってあげられると思います。愛犬は形を変えて魂の存在として、きっとそばにいるはずです。
以前の姿かたちが愛くるしすぎて、もう抱きしめることはできないのかと思うと絶望的になって、涙を流すしか成すすべがないという日々がしばらく続くと思いますが、そういう時はできれば感情を押し殺さないのがよいと思うのです。
私もまだできていませんが、愛犬の死を本当の意味で受け入れることができた時、新しい自分が始まるのかもしれないと思っています。