羊毛フェルト挫折体験【ペットロスから抜け出すはずが】

クゥへの手紙

クゥが旅立って間もないころ、あまりの悲しみの中、最終的にはクゥそっくりの実物大のリアルなぬいぐるみを作りたいと思って、羊毛フェルト教室に通いだしました。月1回ペースで2回通いましたが、恥ずかしながらもう挫折してしまったお話です(>_<)

「なんで挫折しちゃったの?」

トップ画像の向かって左が先生に手伝ってもらいながら教室で初めて作ったシーズーです。教室1回目は、まずはお顔だけの制作でした。右は、自宅で残りの羊毛で作りました。全く同じ物を作るつもりだったのですが、作っている途中から、できるだけクゥに似せて作ろうという思いがふつふつと湧いてきたので、シーズーとトイプードルのミックス犬のようになってしまいました(←いや、なってないし)。課題がこなせなくて、ダメですね。

「だったら仕方ないね」

そして、教室2回目は、体調15cm位のキャバリアの制作でしたが、このころから自分には無理かもしれないと思うようになりました。専用針で、ただひたすらチクチク羊毛を刺して、形を整えていくのですが、最終的にはクゥを作るという大きな目標があるにもかかわらず、私の場合、そこに至るまでの制作作業があまり楽しいと思えませんでした。

「ママには向いてなかったのかな?」

時間がかかる作業だということは承知の上で始めたことですが、針をひたすら刺して形を整えていく作業が自分には向いていなかったようです。根気強くやれる作業もあるのですが、羊毛フェルトに関してはなぜか根気強くなれませんでした。

「誰にだってそういうことはあるよ」

あんなに意気込んでいたのに、はずかしい…。クゥを亡くした直後だったので、自分に向いているかどうかという冷静な判断ができなかったんですね。

教室で受講生さんたちの作品を見せてもらって、本当にため息がでるような見事な作品ばかりで、この地道な作業の連続が、こんな素晴らしい作品を生み出すのかと思うと、一歩引いて尊敬のまなざしで見てしまいました。次々と作品を生みだされている受講生さんたちに、頭が下がる思いです。

自分の根気のなさが原因で辞めましたが、受講生さんたちは例外なく皆さん動物好きで、おうちのワンちゃんネコちゃんの話をされながら手を動かす感じで、その部分が今の私には少しきつかったのかもしれません。

最初で最後の作品です

上の画像の羊毛フェルトは、自宅でクゥを想いながら、自分一人で制作した第一号なので、大切にしようと思います。

「いいよ、気にしてないから」

【クゥへ】実物大作ると言いながら、こんなに早く挫折してしまったよ。ママは全然自分のことがわかってないね。きっとクゥはお空から「ママ、無理だってば!」って言ってくれてたんだろうな。ママの良き理解者だったクゥ、ごめんね。

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