クゥが旅立ってから、2度目のお誕生日がやってきました。14歳のお誕生日か…。思いにふけっていると、だんだんみぞおち辺りで感じてくる、何か重くて暗いものが渦巻くこの感覚は何?
自分に嘘ついてる感覚?矛盾の感覚?悲しみのかけらの感覚?
そう。12歳のお誕生日が最後だったね。わかってる。無理やり14歳とかって、元気だったら14歳とかって、条件付きの14歳になってしまってごめんね。
12年5ヶ月間、精一杯生きて、たくさんの幸せを振りまいてくれて、本当にありがとう。
でもね、クゥのお誕生日の日付は、私にとって大事な大事な日付だから、その特別感はずっと変わらない。クゥは永遠に私の誇りだから。
誰もいない山か海で、空に向かって大声で「クゥのことがだ~いすき~!」っておなかの底から大声で、何度も何度も叫んでみたい。