犬と猫の違い【一緒に暮らしてみて思う事】

愛犬の旅立ち

クゥ(犬)と一緒に暮らした年月は12年5ヶ月で、リマ(猫)とは2ヶ月ほどですが、既にさまざまな違いを実感しています。ひょんなことからクゥと入れ替わりでうちに来た猫ちゃんですが、クゥだったらありえないような反応もしょっちゅうで、予想外の行動に爆笑することもたびたびです(笑)

名前を呼ばれた時の反応

クゥは名前を呼ぶと、いつもさっとこちらに寄ってきました。お返事こそしませんが「はいはい、何ですか?」と言わんばかりの目をして。リマちゃんは名前を呼ぶとお返事をしてくれます。確率的には70%ぐらいかな?「ニャア」とか「アー?」とか、その時の気分で声音は変わりますが、呼べば声で応えてくれます。クゥの場合は声ではなく、しっぽの振りやしぐさで応えてくれていたので、リマちゃんの声で応える方法は新鮮に感じました。

仕返しをする猫

先日リマちゃんの嫌がることをしてしまいました。移動してもらいたかったのですが、言っても部屋のドアの前から動こうとしないので、ドアでゆっくり押して無理やり移動させたのです。すると、仕方なく移動してくれたのですが、すれ違いざまに足に一撃をくらいました。そうです!高速猫パンチです。パンチした後、何事もなかったように歩いて行き、2~3m先で止まって振り返ってこっちを見ていました。とてもクールな顔で。

クゥだったら絶対そんなことはしませんでした。言えばすんなり移動してくれるし、それを根に持つこともありませんでした。基本、犬は飼い主に忠実ですね。忠犬クゥでした。自分の気持ちより、飼い主の言うことを優先させるのが身についていたから、実はストレスがかかっていたのかな。ごめんね、気付いてあげられなくて。褒められたらうれしいから、実はいっぱい我慢してくれてたね。そういう部分では家猫は我慢が少ないのかな?どうかな、そうでもないかな。

食べ物をおねだりするときは?

クゥはいつも何かもらえることを期待していました。私がキッチンに入ると、さっとついてきてお座りをして無言の圧力をかけてきました。それに負けて私は何かおやつをあげていました。リマちゃんにはごはんの時間は決めずに、ゲージの中に常にキャットフードがある状態にしています。フードが残り数粒になると「ごは~ん」と鳴くのですぐわかります。「は」にアクセントを置くのでわかりやすくて助かっています。

この話を飼い主さんにしましたが「ニャーしか鳴かない。」と言い「もしかしてネコ語わかるん?」と言われましたが、私にネコ語が分かるはずもありません。でも確かに「ごは~ん」としか聞こえないのです。しかもそれでお茶碗を覗いてみると、いつも空っぽか、残り数粒なんです。それで、猫はごはんの催促の時にはちゃんと「ごは~ん」って言うから便利だなと思っています。

頭をなでなでされた時の反応

クゥはいつまでも、私の気が済むまでなでなでさせてくれました。ほとんどの場面で忠犬だったなって、リマちゃんが来てから強く思いました。なぜなら、リマちゃんは自分の気分でなでなでさせてくれる時と、「ちょっとでも触ったら噛むぞ!」と言わんばかりに威嚇する時があったり、1~2回なでた瞬間、自分の頭で私の手を振り払うがごとく、触らせないようにいやーな動きをして見せたり、よく言えば自分に正直だなあと思います。

ローテーブルの下で頭などをぶつけた時の反応

クゥがローテーブルの下から勢いよく出ようとしたときに、誤って背中をゴン!と音がなるほど強くぶつけた時がありました。その時私はクゥにやさしく声をかけながら、いつまでも背中をさすってあげましたが、先日同じ場所でそれとよく似たことがリマちゃんに起こりました。私が投げたおもちゃを取ろうと、リマちゃんがローテーブルの下から飛び出てくるときに、頭をぶつけてしまったのです。

その時の私といえば、なんと…、笑いが止まらなかったです。なんでだろう。どうせ頭なでなでもさせてくれないと思ったからなのか、理由はわからないけれど、リマちゃんだとなんか面白くて…。(いまだに思い出しただけで笑いがこみあげてきます。)

実は、まだたくさん違いについて思うことがありますが、今日の所はここまでにして、また新たな発見があれば書きたいと思います。クゥについて書いた文章は、全部過去形になるのが途中から少し辛くなりはしたものの、違いを楽しませてくれる2匹に感謝です。

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