懐かしいクゥの匂い

愛犬の旅立ち

先日、猫のリマちゃんのシャンプーを持ってきてもらったのですが、浴室の棚の置場がないのでクゥのシャンプーを捨てました。そう、やっとです。クゥがいなくなってから1年5ヶ月以上経つのに、ずっと捨てることができずにいました。いつもの場所にいつものシャンプーを置いておきたくて、捨てようという気になるまでは、そこに置いておこうと思っていました。そしてその日がついにやってきました。

久しぶりに嗅いだ、懐かしいシャンプーの香り…。クゥをシャンプーしていた時の記憶が生々しく蘇ってきました。

そのあと、ホットタオルを目に乗せて、休息をとっていたら、手についていたシャンプーの匂いがホットタオルから漂ってきて、まさにクゥのシャンプー後のにおいがして、今そこにクゥがいるかのような感覚がまた蘇ってきました。愛しのクゥが懐かしい…。

「ウチもそろそろシャンプーしてほしかったんだニャ。」

涙腺が緩んできそうになったので、もうホットタオルタイムは終了にしようと思い、ガバッと起きて目を開けると、2~3m先に床にお座りしているリマちゃんと目が合いました。なんだか「今のあなたの頭の中の映像、全部見せてもらったニャン。」とでも言いだしそうな、そんな目をして私を見ていました。本当に見てたの?

「ニャン。」

と同時に、一時的にクゥがリマちゃんに憑依して、「あの頃が懐かしいのは、ボクも一緒だよ。」っていう想いを感じました。またまた私の妄想劇場が始まりましたが、今日はすぐ終わりましたよ(*^^*)

「ウマウマ♪」
「クゥの食器とテーブルクロス、ウチがそのまま使ってるよ。」

私にとって、リマちゃんはクゥの次に急いで来てくれた、大切な子です。リマちゃんのグリーンゴールドの鋭い目を見ていると、何もかも見透かされているような、そんな気もします。それから、リマちゃんとクゥが被るところがいくつもあって、そのたびクゥを感じることができて、リマちゃんに「クゥの後にすぐ来てくれて、ありがとう」っていつも言っています。

「ウチはクゥと交信ができるニャ。」

クゥとリマちゃんにいっぱい支えてもらって、感謝の日々です。

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